プロジェクト案件の成約率を上げる3つのポイント。
ランサーズにてプロジェクト案件に応募しようとした場合、必ず提案文を書く必要があります。
賢い人はテンプレートをいくつか作って適宜使い分けていることでしょう。確かに非常に効率的なようにも思えます。
しかし、そんなテンプレート、よっぽどマヌケなクライアントを除いて、良心的なクライアントはほとんど見抜いています。
「あ、これは手抜きの提案文だな」と。
ランサーズにしろクラウドワークスにしろ、実際にクライアントと対面するわけでもなくやりとりが進んでいくある種特殊な媒体です。その中において日頃のメッセージのやりとり、特にファーストコンタクトとなる提案文を蔑ろにしていいわけありません。
というわけで、今回の記事では、プロジェクト案件の成約率を上げる3つのポイントをご紹介していきたいと思います。実際にクライアント側として提案文を見る私の主観も入りますので、あくまで参考程度にご覧ください。
【目次】
ポイント1:動機。
提案文を見ると、すぐに自分のアピールポイントを羅列してくる人が多くいます。確かに熱意は伝わりますが、発注するこちら側としては「なぜ」この案件を受けたいのかが知りたいわけです。
理由は大事です。こちらとしてはお金を払って文章を書いてもらうわけですから、大した理由もなく、なんとなく手頃そうでそれなりに単価もいいからなんてテンションで仕事されても困ります。
とはいえ、なかなかそんな全案件にモチベーションがつくものではありません。なので、案件の特色をうまく掴み、そこにストーリーをつけるようにしましょう。
例えば、クレジットカード系の案件があったとします。これに対する動機付けで考えられるのは、
- クレジットカード収集が趣味である
- 自身でゴールドカードを所有しておりその付帯サービスもよく活用している
- 金融系の企業に勤めていた経験がありリアルな話が書ける
- 自分のカード以外にも家族カードを複数、最近はデビッドカードを息子に持たせている
- クレジットカードポイントを貯める裏技を5つ承知している
などとあるとクライアントも「おっ」と惹かれてしまうかもしれません。
ポイント2:実績。
こちらも非常に重要です。今までに似たようなジャンルのコラムを書いたことがあればそのリンクを、ポータルサイトに寄稿した履歴があればそのページを、実際にアフィリエイトサイトを運営しているならそのリンクを、あるだけなるべく多く書くようにしましょう。
そして、実績を書く順も重要です。基本的に強いと思われる実績から書くのが定石。1-3つ、強力な実績があればほぼそれで十分ともいえます。
また、実績のリンクを無作為に貼り付けるだけでなく、そのサイトがどういうもので、自分がどの記事をどんな想いで執筆したなども数行でまとめるとよいでしょう。長すぎると冗長な印象になるので150文字くらいでまとめてください。
ポイント3:人柄。
意外と見られます。なにも、提案文に「ぼくは真面目な人間です!」と書く必要はありません。どうせ書いても信じられませんから(笑)
人柄を見せる時に重要なのが、いかに自慢っぽくなく、でもしっかりと自分の良さを行動や今までの結果、または他人の評価において表せるかどうかということです。
「ぼくは真面目な人間です!」には根拠がありません。しかし、あなたがランサーズの評価5つ星を獲得していれば、記事の品質はもちろん納期感覚などもしっかりした人であろうという意識を与えることができます。
過去のクライアントとのやりとりで印象的なことがあればそれを書いてもいいでしょう。人柄の見せ方のポイントはとにかく自慢しないことです。
女性を口説く時、直接「あなたは綺麗だ」と伝えるより、友人を介して「あいつ、お前のことホント綺麗って言ってたぞ」と言ってもらう方が第三者のフィルターが入るため信憑性が増します。
まとめ。
プロジェクト案件を獲得するためのポイントとして「動機」「実績」「人柄」をあげました。もちろんこれだけでは十分ではありませんが、今までこういった要素が欠けていたな、と感じた方は是非実践されてみてください。