九州人猛反発?九州を国内外にPRするロゴマークのデザインがそこはかとなくファニー。
もう随分昔の話なような気がします。2020年東京五輪のロゴ盗用問題。某デザイナーの案は棄却され、新たに刷新されたロゴに落ち着きました。
デザイナーさんって本当に大変ですよね、ないところからあるものをつくる、まさしくクリエイターといいますか。そして、その深慮と研鑽によって作られたロゴは大きなエネルギーを持ちます。
私はライターで、デザインのプロではありません。しかしながら、チラシ、ポスター、DM、HP、LP、商品パッケージの制作などにライターとして関わる機会も少なからずいただいております。「お、このロゴいいな!」とか「このデザインにはこんな意味があるんだろうなあ」とか想像してはアートディレクターさん、デザイナーさんとおしゃべりする時間がなんとも言えず好きです^^
さて、そんな色んな意味で重要なロゴについて、専門家でない立場でこういうのもなんですが、今回タイトルにしている『九州を国内外に向けてPRするはずのロゴ案』(福岡県総務部県民情報広報課管轄)にひとこと物申したいのです。
正確に言うと、5案あるなかの4案に対して。
グダグタとデザイン素人の私が語るより見るが易し。早速そのロゴを見ていきましょう。
案①・②:九州地図の中に星が入ってジャパンって言っちゃってるロゴ。
なかなかcoolなデザインです。1998年式のWordか何かで作ったのかな?と思ってしまいました。九州の地図そのまんまの中になんの工夫もない星がキラキラ。
案②に関しては、左下から日本地図まであります。しかもここにもご丁寧に九州が、九州ダブり…
本当にデザイナーさんが作ったのでしょうか?作り手の方には申し訳ありませんが、そう思わざるを得ません。
案③・④九州テトリスの中に星があったりなかったり…そして全案にJAPAN!
案①②よりはシンボライズされて…ますけど、これ完全にテトリスですよね。おそらく1番右上は山口県、左下は沖縄県です。Kyushuのフォントから色気のカケラすら感じません。
一番目につくのが左上のJAPANと国旗。一体なんの意味が…
案⑤ようやく安心して眺められるデザイン…
最終案にしてようやくそれっぽいロゴが見られました。いち九州人としてホッとしました…。
所感。
正直な所、①-④から選べなんて拷問に近いです。九州にお住いの方はもちろん、そうではない方もこのデザイン、どのように感じられますでしょうか?
まだ確定ではなく意見募集中とのこと(下記画像参照)。ヨカッタ…。
案⑤のようなデザインが、もう4つくらい出てきて、その中から選抜されることを切に願います。